見方によって変化する価値

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目の前にコップが置いてあり、その中に水がある

 

その光景が目に入ってきた時に
あなたは何を感じるでしょうか?

 

まず、水の量をみる。

 

十分な量の水が入っていたら
誰かが飲もうとしてそのまま忘れて置いていったのか

これが、もうわずかしか残っていないと
誰かの飲み残しだと解釈するのが自然でしょうか?

 

もしもそこに喉が渇いていて、水を求めている人が来てみたら
コップの中の水の量が多ければ多いほど良いことになります。

 

一方、もしこの状況で
このコップにあとどれくらいの水を入れることができるのか
入る水の量に着目したとするとどうなりますか?

 

今度は、水の量が少ない方が、このコップに注ぎ足せる量が多くなるので、器としての価値を高めていくような結果につながります。

 

このように、見る人によって
同じコップの中の水の多い少ないといった良し悪しの判断が変化していき
どれが正解であるとは言えず

また、決してコップ自身が何かの判断をしていないこともわかります。

見る側によって決まる価値

どこまでも見る側が主体となり意味を見い出していることを学ぶと
それをあらゆるシーンに応用できるようになります。

 

多くの人が見たときの良し悪しの評価は、これすなわち「常識」と呼んでいて
何かしらの価値が付与されています。

 

でも、私が見たときに、
もし今までの「常識」から外れた感覚をつかみ
「これに違いない」という
内側から溢れてくる自信が自分にみなぎった時には
私の下したその評価や判断を勇気を持って守り主張したいものです。

 

ビジネスでの成功は
まさにこのものの見方の違いを見つけ、そこから生まれたアイディアに確信をもち

人の悩み解決につなげていくことが可能となれば

行動し続けた先にあるものです。